「4004」は 現代文明に
一大革命もたらした記念碑的産物です。
現在パソコンのマイクロプロセッサ(MPU)はIntel社のPentiumシリーズが有名です。更には Core 2 Duo プロセッサーが主役になりつつあります。これらのプロセッサーの源流は、1971年3月に開発成功したMPU「4004」です。「4004」は、電卓の開発競争の渦中で、ビジコン㈱の嶋正利氏の着想が根底となって、インテル社とおよそ2年がかりで製品化されました。
世界初のマイクロプロセッサ「4004」を始め、「8080」、「Z80」、「Z8000」などの開発を手掛けた嶋正利氏が「4004 Dr.嶋ブログ」で、手記「マイクロプロセッサの誕生、発展、未来」を発表されています。まだ未完です。
嶋正利氏の前書きによれば:
・第1部ではマイクロプロセッサと創造的開発を、
・第2部ではマイクロプロセッサの誕生を、
・第3部ではマイクロプロセッサの発展を、
・第4部ではマイクロプロセッサの性能競争を、
・第5部ではマイクロプロセッサの未来
について述べるとのこと。また、マイクロプロセッサの開発時における逸話を「私とマイクロプロセッサ」と題して述べるとのこと。
なお、嶋正利氏は現在ビジュアルテクノロジー株式会社の取締役・技術担当取締役です。 「4004 Dr.嶋ブログ」は、ビジュアルテクノロジー株式会社のホームページの「サポート」関連の中で公開されています。
[関連リンク]
- ビジュアルテクノロジー社の公式サイトに掲載されていた「4004 Dr.嶋ブログ」 が、今(2007/11)は掲載終了となっています。
現在は、日経BP社のBPnetの中で「ITpro Watcher」のページに 「嶋正利 プロセッサ温故知新」 と題して、世界初のCPU「4004」開発にまつわる詳細な回顧録が連載されています。
- コンピュータ偉人伝 嶋正利 Shima Masatoshi 世界初のマイクロプロセッサ4004の設計者 by 「ちえの和WEBページ(Hosogai Toshio 細貝俊夫)」
- マイクロコンピュータは誰が創ったの? (電子工作の実験室>PICの基礎>マイコンの基礎>誰が創ったの?)
- ビジコン株式会社の公式ページ、世界初のMPU「4004」の画像、「インテルとビジコンの契約書」、インテルとの「4004」共同開発レポートが http://www.busicom-corp.com/ に掲載されていましたが、現在(2007/11)は見当たりません。まことに残念です。貴重な歴史的記録ゆえ、どこかで再掲載されることを切望します。
- ビジコン社の歴史 in HP「電卓博物館」
- BUSICOM追憶写真集 by 「塚本さんちのお手製ページ」
- コンピュータ偉人伝 嶋正利 Shima Masatoshi 世界初のマイクロプロセッサ4004の設計者 by 「ちえの和WEBページ(Hosogai Toshio 細貝俊夫)」
インテル社の公式ページからの引用です。
「インテルは、4004の意匠権と販売権を Busicom から $60,000で買い取りました。この後しばらくして Busicom は倒産することになります。10年もしないうちにマイクロプロセッサは、電球、電話、飛行機の発明と肩を並べるアメリカ技術史上最高の発明の1つとして賞賛されるようになりました。・・・」
4004開発に関するインテル側からの見解や評価が「インテルミュージアム」および「インタラクティブヒストリー」に掲載されています。
日本側(ビジコン)とアメリカ側(インテル)で、主張に差異があり、興味深いです。
マイクロプロセッサ 4004 図鑑
- 秘宝館(IC Collection) by Itofamily.Com
- The Intel 4004 by The Antique Chip Collector's Page
- マイクロプロセッサの歴史 by インテルミュージアム
- Cpu Photo Library by 4homepages.de
- CPU-Zone by Mats Bystrom
- CPU World by Gennadiy Shvets
